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待降節 第3主日
イザヤ書 29.13~24
29章
13 主は言われた。「この民は、口でわたしに近づき
唇でわたしを敬うが
心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを畏れ敬うとしても
それは人間の戒めを覚え込んだからだ。
14 それゆえ、見よ、わたしは再び
驚くべき業を重ねて、この民を驚かす。賢者の知恵は滅び
聡明な者の分別は隠される。」
15 災いだ、主を避けてその謀を深く隠す者は。彼らの業は闇の中にある。彼らは言う。「誰が我らを見るものか
誰が我らに気づくものか」と。
16 お前たちはなんとゆがんでいることか。陶工が粘土と同じに見なされうるのか。造られた者が、造った者に言いうるのか
「彼がわたしを造ったのではない」と。陶器が、陶工に言いうるのか
「彼には分別がない」と。
17 なおしばらくの時がたてば
レバノンは再び園となり
園は森林としても数えられる。
18 その日には、耳の聞こえない者が
書物に書かれている言葉をすら聞き取り
盲人の目は暗黒と闇を解かれ、見えるようになる。
19 苦しんでいた人々は再び主にあって喜び祝い
貧しい人々は
イスラエルの聖なる方のゆえに喜び躍る。
20 暴虐な者はうせ、不遜な者は滅び
災いを待ち構える者は皆、断たれる。
21 彼らは言葉をもって人を罪に定め
町の門で弁護する者を罠にかけ
正しい者を不当に押しのける。
22 それゆえ、アブラハムを贖われた主は
ヤコブの家に向かって、こう言われる。「もはや、ヤコブは恥を受けることはない。もはや顔が青ざめることもない。」
23 彼はその子らと共に
民の内にわが手の業を見てわが名を聖とする。彼らはヤコブの聖なる者を聖とし
イスラエルの神を畏るべきものとする。
24 心の迷った者も知ることを得
つぶやく者も正しく語ることを学ぶ。