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聖書を読もう!

年間 第19土曜日

ゼカリヤ書 14.1~21

14章

1 見よ、主の日が来る。かすめ取られたあなたのものが
あなたの中で分けられる日が。

2 わたしは諸国の民をことごとく集め
エルサレムに戦いを挑ませる。都は陥落し、家は略奪され
女たちは犯され、都の半ばは捕囚となって行く。しかし、民の残りの者が
都から全く断たれることはない。

3 戦いの日が来て、戦わねばならぬとき
主は進み出て、これらの国々と戦われる。

4 その日、主は御足をもって
エルサレムの東にある
オリーブ山の上に立たれる。オリーブ山は東と西に半分に裂け
非常に大きな谷ができる。山の半分は北に退き、半分は南に退く。

5 あなたたちはわが山の谷を通って逃げよ。山あいの谷はアツァルにまで達している。ユダの王ウジヤの時代に
地震を避けて逃れたように逃げるがよい。わが神なる主は、聖なる御使いたちと共に
あなたのもとに来られる。

6 その日には、光がなく
冷えて、凍てつくばかりである。

7 しかし、ただひとつの日が来る。その日は、主にのみ知られている。そのときは昼もなければ、夜もなく
夕べになっても光がある。

8 その日、エルサレムから命の水が湧き出で
半分は東の海へ、半分は西の海へ向かい
夏も冬も流れ続ける。

9 主は地上をすべて治める王となられる。その日には、主は唯一の主となられ
その御名は唯一の御名となる。

10 ゲバからエルサレムの南のリモンまで、全土は低地となる。しかし、エルサレムはベニヤミンの門から昔の門の区域を経て、角の門に至るまで、またハナンエルの塔から王の酒ぶねに至るまで、その高い位置にとどまり、

11 そこに人々が住み着く。破滅が再び臨むことはなく
エルサレムは安住の地となる。

12 諸国の民がエルサレムに兵を進めてくれば
疫病で主はそのすべての者を撃たれる。肉は足で立っているうちに腐り
目は眼窩の中で腐り、舌も口の中で腐る。

13 その日、主の大いなる混乱が彼らに臨む。彼らは互いにつかみ合い、手を振り上げる。

14 ユダもエルサレムで戦いに参加する。周りのあらゆる国の富は集められる
金、銀、衣服も非常に多く。

15 彼らの陣営にいる馬、らば、らくだ、ろばなど
あらゆる家畜にも同じ疫病が襲う。

16 エルサレムを攻めたあらゆる国から
残りの者が皆、年ごとに上って来て
万軍の主なる王を礼拝し、仮庵祭を祝う。

17 地上の諸族の中で、エルサレムに上って万軍の主なる王を礼拝しようとしない者には、雨が与えられない。

18 もし、エジプトの家族も上って来なければ、仮庵祭を祝うためにエルサレムに上らなかった諸国の民が、主から受けたと同じ疫病に見舞われることがないと言えようか。

19 これこそ、仮庵祭を祝うために上って来なかったエジプトの受ける罰であり、またすべての国の受ける罰である。

20 その日には、馬の鈴にも、「主に聖別されたもの」と銘が打たれ、主の神殿の鍋も祭壇の前の鉢のようになる。

21 エルサレムとユダの鍋もすべて万軍の主に聖別されたものとなり、いけにえをささげようとする者は皆やって来て、それを取り、それで肉を煮る。その日には、万軍の主の神殿にもはや商人はいなくなる。

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