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聖書を読もう!
年間 第32月曜日
マカバイ記 1 1.41~61
1章
41 王は領内の全域に、すべての人々が一つの民族となるために、
42 おのおの自分の慣習を捨てるよう、勅令を発した。そこで異邦人たちは皆、王の命令に従った。
43 また、イスラエルの多くの者たちが、進んで王の宗教を受け入れ、偶像にいけにえを献げ、安息日を汚した。
44 更に、王は使者を立て、エルサレムならびに他のユダの町々に勅書を送った。その内容は、他国人の慣習に従い、
45 聖所での焼き尽くす献げ物、いけにえ、ぶどう酒の献げ物を中止し、安息日や祝祭日を犯し、
46 聖所と聖なる人々を汚し、
47 異教の祭壇、神域、像を造り、豚や不浄な動物をいけにえとして献げ、
48 息子たちは無割礼のままにしておき、あらゆる不浄で身を汚し、自らを忌むべきものとすること、
49 要するに律法を忘れ、掟をすべて変えてしまうということであった。
50 そして王のこの命令に従わない者は死刑に処せられることになった。
51 王はこの勅書を全国に送り、民の監督官を任命し、ユダの町々に対し町ごとにいけにえを献げることを命じた。
52 多くの民が律法を捨てて彼らに追従し、この地で悪を行った。
53 こうしてイスラエル人は、あらゆる隠れ場に身を隠さなければならなくなった。
54 第百四十五年、キスレウの月の十五日には、王は祭壇の上に「憎むべき破壊者」を建てた。人々は周囲のユダの町々に異教の祭壇を築き、
55 家々の戸口や大路で香をたき、
56 律法の巻物を見つけてはこれを引き裂いて火にくべた。
57 契約の書を隠していることが発覚した者、律法に適った生活をしている者は、王の裁きにより処刑された。
58 悪人たちは毎月、町々でイスラエル人を見つけては彼らに暴行を加えた。
59 そして月の二十五日には主の祭壇上にしつらえた異教の祭壇でいけにえを献げた。
60 また、子供に割礼を受けさせた母親を王の命令で殺し、
61 その乳飲み子を母親の首につるし、母親の家の者たちや割礼を施した者たちをも殺した。