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聖書を読もう!

年間 第19土曜日

列王記下 13.10~25

13章

10 ユダの王ヨアシュの治世第三十七年に、ヨアハズの子ヨアシュがサマリアでイスラエルの王となり、十六年間王位にあった。

11 彼は主の目に悪とされることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバトの子ヤロブアムの罪を全く離れず、それに従って歩み続けた。

12 ヨアシュの他の事績、彼の行ったすべての事、ユダの王アマツヤと戦った功績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

13 ヨアシュは先祖と共に眠りにつき、ヤロブアムがその王座についた。ヨアシュはイスラエルの王たちと共にサマリアに葬られた。

14 エリシャが死の病を患っていたときのことである。イスラエルの王ヨアシュが下って来て訪れ、彼の面前で、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と泣いた。

15 エリシャが王に、「弓と矢を取りなさい」と言うので、王は弓と矢を取った。

16 エリシャがイスラエルの王に、「弓を手にしなさい」と言うので、彼が弓を手にすると、エリシャは自分の手を王の手の上にのせて、

17 「東側の窓を開けなさい」と言った。王が開けると、エリシャは言った。「矢を射なさい。」王が矢を射ると、エリシャは言った。「主の勝利の矢。アラムに対する勝利の矢。あなたはアフェクでアラムを撃ち、滅ぼし尽くす。」

18 またエリシャは、「矢を持って来なさい」と言った。王が持って来ると、エリシャはイスラエルの王に、「地面を射なさい」と言った。王は三度地を射てやめた。

19 神の人は怒って王に言った。「五度、六度と射るべきであった。そうすればあなたはアラムを撃って、滅ぼし尽くしたであろう。だが今となっては、三度しかアラムを撃ち破ることができない。」

20 エリシャは死んで葬られた。その後、モアブの部隊が毎年この地に侵入して来た。

21 人々がある人を葬ろうとしていたとき、その部隊を見たので、彼をエリシャの墓に投げ込んで立ち去った。その人はエリシャの骨に触れると生き返り、自分の足で立ち上がった。

22 アラムの王ハザエルはヨアハズの生きている間、絶えずイスラエルに圧迫を加えた。

23 しかし、主はアブラハム、イサク、ヤコブと結んだ契約のゆえに、彼らを恵み、憐れみ、御顔を向け、彼らを滅ぼそうとはされず、今に至るまで、御前から捨てることはなさらなかった。

24 アラムの王ハザエルは死んで、その子ベン・ハダドが代わって王となった。

25 ヨアハズの子ヨアシュは、父ヨアハズの手から奪い取られた町々を、ハザエルの子ベン・ハダドの手から取り返した。ヨアシュは三度彼を撃ち破り、イスラエルの町々を取り返した。

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