home>キリスト教入門>聖書を読もう!>年間 第25木曜日

聖書を読もう!

年間 第25木曜日

イザヤ書 9.7~10.4

9章

7 主は御言葉をヤコブに対して送り
それはイスラエルにふりかかった。

8 民はだれもかれも
エフライム、サマリアの住民も
それを認めたが、なお誇り、驕る心に言った。

9 「れんがが崩れるなら、切り石で家を築き
桑の木が倒されるなら、杉を代わりにしよう。」

10 主は民に対して、苦しめる者レツィンを興し
敵を奮い立たせられた。

11 アラムは東から、ペリシテは西から
大口を開けて、イスラエルを食らった。しかしなお、主の怒りはやまず
御手は伸ばされたままだ。

12 民は自分たちを打った方に立ち帰らず
万軍の主を求めようとしなかった。

13 それゆえ主は、イスラエルから頭も尾も
しゅろの枝も葦の茎も一日のうちに断たれた。

14 長老や尊敬される者、これが頭
偽りを教える者、預言者、これが尾だ。

15 この民を導くべき者は、迷わす者となり
導かれる者は、惑わされる者となった。

16 それゆえ、主は若者たちを喜ばれず
みなしごややもめすらも憐れまれない。民はすべて、神を無視する者で、悪を行い
どの口も不信心なことを語るからだ。しかしなお、主の怒りはやまず
御手は伸ばされたままだ。

17 まことに悪は火のように燃え
茨とおどろをなめ尽くす。森の茂みに燃えつき、煙の柱が巻き上がる。

18 万軍の主の燃える怒りによって、地は焼かれ
民は火の燃えくさのようになり
だれもその兄弟を容赦しない。

19 右から切り取っても、飢えている。左に食らいついても、飽くことができない。だれも皆、自分の同胞の肉を食らう。

20 マナセはエフライムを、エフライムはマナセを
そして彼らは共にユダを襲う。しかしなお、主の怒りはやまず
御手は伸ばされたままだ。

10章

1 災いだ、偽りの判決を下す者
労苦を負わせる宣告文を記す者は。

2 彼らは弱い者の訴えを退け
わたしの民の貧しい者から権利を奪い
やもめを餌食とし、みなしごを略奪する。

3 刑罰の日に向かって
襲って来る嵐に対して
お前たちはどうするつもりか。誰に助けを求めて逃れるつもりか。どこにお前たちは栄光を託そうとするのか。

4 捕らわれ人としてかがみ
殺された者となって倒れるだけではないか。しかしなお、主の怒りはやまず
御手は伸ばされたままだ。

▲ページのトップへ