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聖書を読もう!

復活節 第5主日

ヨハネの黙示録 18.21~19.10

18章

21 すると、ある力強い天使が、大きいひき臼のような石を取り上げ、それを海に投げ込んで、こう言った。「大いなる都、バビロンは、
このように荒々しく投げ出され、
もはや決して見られない。

22 竪琴を弾く者の奏でる音、歌をうたう者の声、
笛を吹く者やラッパを鳴らす者の楽の音は、
もはや決してお前のうちには聞かれない。あらゆる技術を身に着けた者たちもだれ一人、
もはや決してお前のうちには見られない。ひき臼の音もまた、
もはや決してお前のうちには聞かれない。

23 ともし火の明かりも、
もはや決してお前のうちには輝かない。花婿や花嫁の声も、
もはや決してお前のうちには聞かれない。なぜなら、お前の商人たちが
地上の権力者となったからであり、
また、お前の魔術によって
すべての国の民が惑わされ、

24 預言者たちと聖なる者たちの血、
地上で殺されたすべての者の血が、
この都で流されたからである。」

19章

1 その後、わたしは、大群衆の大声のようなものが、天でこう言うのを聞いた。「ハレルヤ。救いと栄光と力とは、わたしたちの神のもの。

2 その裁きは真実で正しいからである。みだらな行いで
地上を堕落させたあの大淫婦を裁き、
御自分の僕たちの流した血の復讐を、
彼女になさったからである。」

3 また、こうも言った。「ハレルヤ。大淫婦が焼かれる煙は、世々限りなく立ち上る。」

4 そこで、二十四人の長老と四つの生き物とはひれ伏して、玉座に座っておられる神を礼拝して言った。「アーメン、ハレルヤ。」

5 また、玉座から声がして、こう言った。「すべて神の僕たちよ、
神を畏れる者たちよ、
小さな者も大きな者も、
わたしたちの神をたたえよ。」

6 わたしはまた、大群衆の声のようなもの、多くの水のとどろきや、激しい雷のようなものが、こう言うのを聞いた。「ハレルヤ、
全能者であり、
わたしたちの神である主が王となられた。

7 わたしたちは喜び、大いに喜び、
神の栄光をたたえよう。小羊の婚礼の日が来て、
花嫁は用意を整えた。

8 花嫁は、輝く清い麻の衣を着せられた。この麻の衣とは、
聖なる者たちの正しい行いである。」

9 それから天使はわたしに、「書き記せ。小羊の婚宴に招かれている者たちは幸いだ」と言い、また、「これは、神の真実の言葉である」とも言った。

10 わたしは天使を拝もうとしてその足もとにひれ伏した。すると、天使はわたしにこう言った。「やめよ。わたしは、あなたやイエスの証しを守っているあなたの兄弟たちと共に、仕える者である。神を礼拝せよ。イエスの証しは預言の霊なのだ。」

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