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私の薦めるこの一冊
ニューエイジについてのキリスト教的考察
- 著:教皇庁 文化評議会/教皇庁 諸宗教対話評議会
- 訳:カトリック中央協議会 司教協議会秘書室 研究企画
- 定価:本体1,600円+税
- B6判 並製 168ページ
- ISBN978-4-87750-129-7 C0016
- 発行:カトリック中央協議会
本書は、現代文化の落とし子とも言えるニューエイジ運動がキリスト教信仰とどのように違うかを説明するために書かれました。司牧にあたる人々を対象に書かれたものですが、ぜひ、すべての信者の方々に読んでいただきたい公文書です。
公文書は堅苦しい、と敬遠されがちですが、本書は現代世界の思想潮流を知るため、また多くのカトリック信者が、自らの信仰を生きるために必要な知識を得ることができるものます。
ニューエイジ運動が人々を惹きつけている主なことは、既成の組織や制度によって満たされなかった渇きを答えたことにある、と本書は述べていますが、同時に、はっきりと「ニューエイジとキリスト教という2つのものの見方を調和させることは不可能です」と述べています。
第4章は「ニューエイジとキリスト教信仰-その違い」、第6章は「注意しなければならないいくつかの点」が書かれています。
水瓶座、風水、チャネリング、エニアグラムなど、私たちがよく目にしているこれらの言葉も。ニューエイジと深いかかわりのある言葉です。
これらの用語解説も、第7章の付録部分に掲載されています。
最後にもう一度、ぜひご覧いただきたい、必読書と言える本です。