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私の薦めるこの一冊
ヘンリー・ナウェン 傷つきながらも愛しぬいた生涯
- 著者:酒井 陽介
- 定価:本体1,000円+税
- 四六判 並製 139ページ
- ISBN978-4-88626-452-7 C0016
- 発行:ドン・ボスコ社
ヘンリー・ナウェンの名前は、世界中の多くの人が知っており、ある種の尊敬をもって彼について語られます。日本においても、彼の著書が、30冊以上翻訳出版されていることからも、そのことをうかがい知ることができるでしょう。
雄弁さで名をはせていた心理学と霊性神学の大学教授ヘンリー・ナウェンが、どのような道をたどり20世紀屈指の霊的指導者、現代の預言者と呼ばれるようになったのでしょうか。
本書は、単にヘンリー・ナウェンの生涯について述べた伝記ではありません。
著者は、彼の人生を簡単にたどりながら、霊的変遷を述べ、彼の霊性の特徴とそれについての神学的考察をしています。
さらに、読者にうれしいことは、現代におけるヘンリー・ナウェンの霊性、また、霊性の変遷についてまず述べることにより、より深くヘンリー・ナウェンの霊性に分け入ることができるように配慮していることです。
ヘンリー・ナウェンの著作の愛読者も、これから読む方にとっても、役立つ本となることでしょう。