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私の薦めるこの一冊
365日 全部が神さまの日~信仰宣言を唱える~
- 著者:稲川 圭三
- 定価:本体1,200円+税
- A5判 並製 134ページ
- ISBN978-4-8059-3618-3 C0016
- 発行:サンパウロ
本書は、2010年1月から2011年12月まで、月刊雑誌『家庭の友』に連載された、「365日 全部が神さまの日~信仰宣言を唱える~」と「主に栄光~主の祝祭日による福音~」が1冊のまとめられたものです。
幼稚園で、「神さまの日っていつ?」と尋ねられ、「主の日」だけではなく、毎日が「今日こそ、神がつくられた日」と歌っているように、今日こそ、毎日が神さまの日なんだと著者が悟ったことが、この本のタイトルとなっています。
このような、著者の司牧経験が盛り込まれ、そこから導かれた身近な話題が、本書に親しみを感じさせます。
「信仰宣言」は、主日ごとに唱えているだけではなく、私たち信者が信んじている内容です。
しかし、洗礼を受けてから、その信仰内容をあまり深めることなく過ごしてきて、信仰をもっと深めなければと心がけておられる方にとって、大変役立つものです。
やさしい語り口で、難しいと感じていた信仰の神髄が、すんなり心に響いてきます。
第2部は、典礼暦に基づいて、その中から主の祝祭日を12取り上げ、その祝日の由来や私たちの生活にかかわりあるものとして、読者に語っています。
「信仰宣言」の内容、あるいは、ある項目について教えようと考えておられる、カトリック学校の先生方、教会学校の教師・リーダーの方々に、多くのヒントを与えてくれるものです。