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いのちの泉のほとりにて 三位一体の聖エリザベット

『いのちの泉のほとりにて 三位一体の聖エリザベット』表紙


  • 著者:伊従 信子
  • 定価:本体750円+税
  • 新書判 並製  253ページ
  • ISBN978-4-88626-617-0 C0216
  • 発行:ドン・ボスコ社

昨年10月16日に、三位一体の聖エリザベットの列聖式が、ローマにおいて、教皇フランシスコの手によって行われました。このニュースを読んだ人の心には、まだ、印象深く彼女の深い聖性が刻みつけられていることと思います。

 本書は、列聖記念として、出版が企画されたものです。著者の伊従信子(いより のぶこ)さんは、カルメルの霊性を生きる在俗会である「ノートルダム・ド・ヴィ(いのちの聖母会)」の会員として、リジューの聖テレジアなどカルメル会の聖人たちを紹介したり、カルメルの霊性による指導をなさっている方です。

 本書は、三位一体の聖エリザベットについて以前出版されていた『いのちの泉へ』と『あかつきより神を求めて』の2冊を1冊にまとめて、より手に取りやすく、理解しやすい本にしたものです。

 1部は、彼女の生涯。2部は、聖エリザベットの言葉、と区分されていますが、聖エリザベットのことをよくご存じない方は、まず第1部の彼女の生涯から読まれることをお勧めいたします。
 この部分において、聖エリザベットの書き残した言葉は、太字になっており、幼少時代から家族に宛てて書いた手紙などのほほえましいものから、成長するにつれ、特に初聖体を受けてからの精神的成長には目をみはるものがあります。

 「神は私のうちに、私は神のうちに」という彼女のモットーが、主との交わりによって深められていきました。
 家族の苦しみを思い、21歳になってから、長年待ったカルメル会に入会することができました。26歳で主に召されるまで、彼女の内に住まわれる主と共に歩み続けた生涯は、三位一体のエリザベットの名前にふさわしいものでした。

 第2部に彼女の言葉は、見出しが付けられて、いつでも、読みたい言葉に出会うことができるようになっています。ぜひ、手にとって、この聖女と親しくなってください。

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