マルコで祈る
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耳がきこえない人
マルコ7.32
人はだれも、
生まれたときから、
神の言葉が聞こえない。
神は人を子として、
こう語りかける。
「聞きなさい。
わたしを愛しなさい。
わたしはあなたを愛しているのだから」(申命6.4~5)。
ところがサタンの欺きに耳を貸してしまったために、
人は自分に閉じこもり、
他の人々に心を閉ざし、
生命の水がわき出る泉から切り離されてしまった(エレミヤ2.13)。
ギリシア語で「耳が聞こえない」は、
「理解力が足りない、
見当はずれである」という響きももっている。
人間はみ言葉が理解できないのでとんでもない方向を向いて生きている。
神が愛する者たちのために準備されたことを見ようともしないので(1コリント2.9)、
すべてのことがなぜそうあるのか、
どう一つに結ばれているのか、
まったく理解できない。
『思い起こし、物語れ』上 より