マルコで祈る
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イエスがもう一度両手をその目に当てられると
マルコ8.25
イエスはもう一度働きかけなければならない。
イエスに繰り返し触れ、
交わらなければならない。
これが、
マルコ福音書の第2部で、
完成する。
パンのころを完全に啓示する「み言葉」がそれを実現する。
このみ言葉を前にして、
弟子たちは次第に、
自分の目が見えていないことに気づいていくことになる。
バルティマイの目がいやされるとき、
弟子たちの目もようやくいやされることになる。
マルコ福音書のカテケーシスは、
わたしたちの目が閉ざされていて、
十字架につけられた神という神秘が見えない、
ということを教えるためである。
それに気づき、
いやしを求めて願いようにさせるためである。
『思い起こし、物語れ』上 より