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人が壊されていく 日本社会と人のありようを考える

『人が壊されていく 日本社会と人のありようを考える』表紙

  • 著者:森一弘
  • 定価:本体700円+税
  • B6判判 並製 72ページ
  • ISBN978-4-7896-0673-8 C0030



東京信濃町にある真生会館は、カトリック教会の一つの福音宣教の拠点として、その働きは、多くの人びとが注目しているところです。
 真生会館では、毎年、いろいろな企画が発表され、実現されていますが、本書は、同会館で開催された森一弘司教の講演がまとめられたものです。

「人が壊されていく」「ビジョンのない民は滅ぶ」と題された2つの講演会が行われたのは、2007年でした。日本社会の今を、鋭く見つめ、分析し、警鐘を鳴らしています。

この講演を聴いた人びとは、自分たちの生活、考え方を見直す必要性を痛感しました。この聴衆の声が、本書誕生のきっかけとなったものです。

森一弘司教は、現在、真生会館の館長として、多くの企画に携わっておられますが、同時に、各地で講演活動をなさり、多くの人びとに感銘を与えておられる著名な司教様です。

人ではなくモノを重視する社会、教育システムからくる社会の歪み、社会のすべての基盤である家庭生活の弱体化などが、人間を壊していると指摘しています。

信仰を生きるとは、ただ祈りをするだけでよいというものではないことが感じられます。
 本書を読んでいると、森司教と旧約時代の預言者の姿がだぶって見えてくるようです。

読書会などで、話し合われるのにも適した本です。

女子パウロ会 発行

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