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今こそ問われる市民意識~わたしに何ができるか~

『今こそ問われる市民意識~わたしに何ができるか~』表紙

  • 著者:伊藤 千尋
  • 定価:1,400円+税
  • 四六判 並製  224ページ
  • ISBN978-4-7896-0766-1  C0036



本書は、2010年1月号から2015年4月号までの月刊誌「あけぼの」に連載されたものが、まとめられています。
 著者の「あとがき」にあるように、本書を貫いているのは、「活かす」という言葉で表現される諸々のものです。

 本書の内容は、まず、現代という時代が「市民の時代」になってきているのだ、ということでまとめられています。

 次に、「平和」をいろいろな角度からとらえていきます。沖縄、兵器の問題、民主主義との関わりからも平和について語られています。

 3では「憲法」の問題を取り上げ、九条の問題、コスタリカが平和憲法を生きている現実に触れています。

 4では「社会」を、5では「世界から」、6は「人生」、7は「原発」を取り扱っています。

 読者の皆さんは、ご自分の関心のある項目から読み始めても、最初から読み始めても、どちらでもできるのですが、必要に迫られてある箇所を読んだとしても、必ず初めから、読んでみたいと思わせるものです。

 皆さんも、あるところでは著者のこの国際感覚に驚き、あるところでは著者の人を見る目の温かさを感じることでしょう。

 著者は、朝日新聞社記者になる前の学生時代から、国際ボランティアや東欧の現地調査に携わり、サンパウロ、バルセロナ、ロサンジェルスの各支局長を経験なさったことも、すべて著者の中に活かされているからこそ、本書が誕生したのだと思いました。
 本書を読んで、真剣に「今こそ市民意識が問われている」「わたしにできることは何か」と、本書のタイトルを考えている自分がいました。

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