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新世紀ルーツへの巡礼

目次

使徒職の発展

7) さらなる使徒職の発展へ

自らカメラを回すアルベリオーネ神父
自らカメラを回すアルベリオーネ神父

創立30~40年後、若い修道会は爆発的な成長ぶりと見事な組織化を遂げました。召命は増え、使徒職は堅実に展開され、普及分野はますます広がり、毎年多くの修練女たちが修道誓願をもって自己を神にささげ、救いのみ言葉をいたるところに、心を込めて運ぶようになったのです。

アルベリオーネ神父は、「前進しなさい、聖パウロの娘たち。あなたたちの境界は世界の果てです! すべての人を愛して真理を伝えなさい」とパウロの娘たちに言っています。

パウロの息子、娘たちは、従順が定めるところへ、世界のあちこちに派遣されていきました。

イタリアや外国で修道院が増えるにつれ、アルベリオーネ神父とシスターテクラ・メルロは、各共同体の様子を自ら確かめ、彼らの精神を鼓舞し、困難に遭遇している姉妹たちを支え、福音宣教の新しいイニシアティブを承認するなどのために、イタリアを、世界を、旅したのでした。車で、汽車で、飛行機でと。

旅行から戻ると、ローマの大共同体に、訪問してきた各国の風俗習慣、発展ぶり、多くの問題など、「学んできたこと」を話して聞かせ、会員たちの心を燃え立たせ、祈らせ、1つの心にさせていました。

すべての人のもとに行くことができないとの思いは二人を悩ませ、主に祈り会員にも祈らせていました。「主を知らない人の何と多いこと! それなのに私たちはこんなに少ない! 刈り入れの主に働き手を送ってくださるように祈りましょう」と。

あるときなどシスターテクラ・メルロは「幾千万の聖パウロの娘たち……父パウロのように熱意に溢れ、司教たちの要望を満たすことのできる立派な聖パウロの娘たちがいたならば……」と言っていました。事実、実に多くの司教がそれぞれの教区に聖パウロの娘を送ってくれるようにと望んでいたのでした。

→ 映画による宣教:パウロの娘は?

◆2--13 使徒職の発展


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