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聖書を読もう!
8月10日 聖ラウレンチオ助祭殉教者
使徒言行録 6.1~6、8.1b、4~8
6章
1 そのころ、弟子の数が増えてきて、ギリシア語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して苦情が出た。それは、日々の分配のことで、仲間のやもめたちが軽んじられていたからである。
2 そこで、十二人は弟子をすべて呼び集めて言った。「わたしたちが、神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない。
3 それで、兄弟たち、あなたがたの中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。
4 わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。」
5 一同はこの提案に賛成し、信仰と聖霊に満ちている人ステファノと、ほかにフィリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、アンティオキア出身の改宗者ニコラオを選んで、
6 使徒たちの前に立たせた。使徒たちは、祈って彼らの上に手を置いた。
8章
1 サウロは、ステファノの殺害に賛成していた。
1 その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った。
4 さて、散って行った人々は、福音を告げ知らせながら巡り歩いた。
5 フィリポはサマリアの町に下って、人々にキリストを宣べ伝えた。
6 群衆は、フィリポの行うしるしを見聞きしていたので、こぞってその話に聞き入った。
7 実際、汚れた霊に取りつかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫びながら出て行き、多くの中風患者や足の不自由な人もいやしてもらった。
8 町の人々は大変喜んだ。