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聖書を読もう!

年間 第7木曜日

コリントの信徒への手紙 1 12.12~31a

12章

17 もし体全体が目だったら、どこで聞きますか。もし全体が耳だったら、どこでにおいをかぎますか。

18 そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです。

19 すべてが一つの部分になってしまったら、どこに体というものがあるでしょう。

20 だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。

21 目が手に向かって「お前は要らない」とは言えず、また、頭が足に向かって「お前たちは要らない」とも言えません。

22 それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。

23 わたしたちは、体の中でほかよりも恰好が悪いと思われる部分を覆って、もっと恰好よくしようとし、見苦しい部分をもっと見栄えよくしようとします。

24 見栄えのよい部分には、そうする必要はありません。神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせて、体を組み立てられました。

25 それで、体に分裂が起こらず、各部分が互いに配慮し合っています。

26 一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。

27 あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。

28 神は、教会の中にいろいろな人をお立てになりました。第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、次に奇跡を行う者、その次に病気をいやす賜物を持つ者、援助する者、管理する者、異言を語る者などです。

29 皆が使徒であろうか。皆が預言者であろうか。皆が教師であろうか。皆が奇跡を行う者であろうか。

30 皆が病気をいやす賜物を持っているだろうか。皆が異言を語るだろうか。皆がそれを解釈するだろうか。

31 あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。

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