聖書を読もう!
年間 第8火曜日
コリントの信徒への手紙 1 15.20~34
15章
20 しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。
21 死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。
22 つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされることになるのです。
23 ただ、一人一人にそれぞれ順序があります。最初にキリスト、次いで、キリストが来られるときに、キリストに属している人たち、
24 次いで、世の終わりが来ます。そのとき、キリストはすべての支配、すべての権威や勢力を滅ぼし、父である神に国を引き渡されます。
25 キリストはすべての敵を御自分の足の下に置くまで、国を支配されることになっているからです。
26 最後の敵として、死が滅ぼされます。
27 「神は、すべてをその足の下に服従させた」からです。すべてが服従させられたと言われるとき、すべてをキリストに服従させた方自身が、それに含まれていないことは、明らかです。
28 すべてが御子に服従するとき、御子自身も、すべてを御自分に服従させてくださった方に服従されます。神がすべてにおいてすべてとなられるためです。
29 そうでなければ、死者のために洗礼を受ける人たちは、何をしようとするのか。死者が決して復活しないのなら、なぜ死者のために洗礼など受けるのですか。
30 また、なぜわたしたちはいつも危険を冒しているのですか。
31 兄弟たち、わたしたちの主キリスト・イエスに結ばれてわたしが持つ、あなたがたに対する誇りにかけて言えば、わたしは日々死んでいます。
32 単に人間的な動機からエフェソで野獣と闘ったとしたら、わたしに何の得があったでしょう。もし、死者が復活しないとしたら、
「食べたり飲んだりしようではないか。どうせ明日は死ぬ身ではないか」ということになります。
33 思い違いをしてはいけない。「悪いつきあいは、良い習慣を台なしにする」のです。
34 正気になって身を正しなさい。罪を犯してはならない。神について何も知らない人がいるからです。わたしがこう言うのは、あなたがたを恥じ入らせるためです。