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聖書を読もう!

復活節 第4水曜日

ヨハネの黙示録 14.14~15.4

14章

14 また、わたしが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。

15 すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」

16 そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。

17 また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。

18 すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」

19 そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。

20 搾り桶は、都の外で踏まれた。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、千六百スタディオンにわたって広がった。

15章

1 わたしはまた、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。七人の天使が最後の七つの災いを携えていた。これらの災いで、神の怒りがその極みに達するのである。

2 わたしはまた、火が混じったガラスの海のようなものを見た。更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。

3 彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とをうたった。「全能者である神、主よ、
あなたの業は偉大で、
驚くべきもの。諸国の民の王よ、
あなたの道は正しく、また、真実なもの。

4 主よ、だれがあなたの名を畏れず、
たたえずにおられましょうか。聖なる方は、あなただけ。すべての国民が、来て、
あなたの前にひれ伏すでしょう。あなたの正しい裁きが、
明らかになったからです。」

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