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受難の主日(枝の主日)
イザヤ書 50.4~51.3
50章
4 主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え
疲れた人を励ますように
言葉を呼び覚ましてくださる。朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし
弟子として聞き従うようにしてくださる。
5 主なる神はわたしの耳を開かれた。わたしは逆らわず、退かなかった。
6 打とうとする者には背中をまかせ
ひげを抜こうとする者には頬をまかせた。顔を隠さずに、嘲りと唾を受けた。
7 主なる神が助けてくださるから
わたしはそれを嘲りとは思わない。わたしは顔を硬い石のようにする。わたしは知っている
わたしが辱められることはない、と。
8 わたしの正しさを認める方は近くいます。誰がわたしと共に争ってくれるのか
われわれは共に立とう。誰がわたしを訴えるのか
わたしに向かって来るがよい。
9 見よ、主なる神が助けてくださる。誰がわたしを罪に定めえよう。見よ、彼らはすべて衣のように朽ち
しみに食い尽くされるであろう。
10 お前たちのうちにいるであろうか
主を畏れ、主の僕の声に聞き従う者が。闇の中を歩くときも、光のないときも
主の御名に信頼し、その神を支えとする者が。
11 見よ、お前たちはそれぞれ、火をともし
松明を掲げている。行け、自分の火の光に頼って
自分で燃やす松明によって。わたしの手がこのことをお前たちに定めた。お前たちは苦悩のうちに横たわるであろう。
51章
1 わたしに聞け、正しさを求める人
主を尋ね求める人よ。あなたたちが切り出されてきた元の岩
掘り出された岩穴に目を注げ。
2 あなたたちの父アブラハム
あなたたちを産んだ母サラに目を注げ。わたしはひとりであった彼を呼び
彼を祝福して子孫を増やした。
3 主はシオンを慰め
そのすべての廃虚を慰め
荒れ野をエデンの園とし
荒れ地を主の園とされる。そこには喜びと楽しみ、感謝の歌声が響く。