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キリスト教@ワールドニュース

目次

2021年 5月 3日(月)


  1. カトリック教会、コロナ終息願う「祈りの月間」=各地からライブ配信
  2. 韓国の新規コロナ感染者が4日ぶり700人超
  3. 東京五輪のパビリオン取りやめ=スイス政府発表
  4. ワクチン接種完了すれば屋外でマスク不要=米CDCが新指針
  5. 教皇が「準備整えば訪問」と訪朝の意思再表明
  6. 「40ユーロ以上の贈り物もらうな」=教皇が自発教令で指示
  7. プーチン大統領、救世主ハリストス大聖堂で復活大祭に参加
  8. 韓国カトリック枢機卿が時代反映した家族概念の拡大に懸念
  9. 聖書博物館に建設許可=ブラジル高等裁長官が地裁の判断却下
  10. ミケランジェロのダビデ像を3Dプリンターで実物大複製
  11. 《メディア展望》

カトリック教会、コロナ終息願う「祈りの月間」=各地からライブ配信

【CJC】
教皇フランシスコは5月1日、バチカンの聖ペトロ(サンピエトロ)大聖堂で、信徒約150人を前に新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)の早期終息を祈り、「祈りの月間」の開始を告げた。AFP通信によって紹介する。
 今月は毎日グリニッジ標準時午後4時(日本時間翌日午前1時)に世界各地のカトリック聖堂などからロザリオの祈りがライブ配信される。
 祈りが行われる場所は、ポルトガルのファティマやフランスのルルドといったカトリックの聖地をはじめ、ポーランド、ナイジェリア、キューバ、韓国などの聖母聖堂やワシントンの「無原罪の御宿りの聖母教会」などが予定されている。
 「傷ついた人類」のために祈っていると述べた教皇は、今月31日にバチカン庭園内の礼拝堂で、「祈りの月間」の終了を宣言する。


韓国の新規コロナ感染者が4日ぶり700人超

【CJC】
ソウル発聯合ニュースによると、韓国の中央防疫対策本部は4月28日、同日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から775人増え、累計12万673人になったと発表した。1日当たり新規感染者数は前日27日の512人より263人増え、24日(785人)以来、4日ぶりに700人を上回った。
 不特定多数が利用する施設を中心にクラスター(感染者集団)が発生したこれまでの流行とは異なり、日常生活のさまざまな場で集団感染が相次いでおり、今後も感染者の規模が拡大することが懸念されている。
 政府は来週から適用される防疫対策「社会的距離の確保」(現在は首都圏は上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階)のレベル調整案に対する意見をとりまとめているが、現在のところレベルの引き上げには慎重な姿勢を示している。
 死者は前日から1人増えて計1821人となった。韓国国内の平均致死率は1・51%。重篤・重症患者は前日から4人増え、160人となっている。


東京五輪のパビリオン取りやめ=スイス政府発表

【CJC】
スイス連邦政府は4月29日、今夏の東京五輪・パラリンピックで予定していたパビリオン「スイス・ハウス」の開設を取りやめると発表した。日本の現行の新型コロナウイルス感染予防策と、期間中の渡航制限が理由という。
 連邦外務省は「連邦と民間セクターのパートナーの経済的利益を保護するため、開催3カ月前にこの決定を下した」とコメント。事前のリスク分析を行う過程で、民間パートナーの見解を考慮したとも述べた。
 「スイス・ハウス」は7月24日から9月5日まで都内に開設される予定だった。


ワクチン接種完了すれば屋外でマスク不要=米CDCが新指針

【CJC】
米経済通信ブルームバーグが報じるところでは、米疾病対策センター(CDC)は4月28日、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した人について、運動や少人数での食事、屋外で活動する時にマスク着用義務を免除するガイドラインを発表した。屋内でもワクチン接種を完了した者同士や家族が集まる場合は、マスク着用もソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保も不要としている。
 ただ野球場やショッピングモール、教会など大人数が集まる場所では引き続きマスクを着用するべきだとCDCは勧告、規定回数のワクチン接種を終えていても、感染した場合に重症化リスクの高い人が周囲にいれば配慮するよう求めた。
 バイデン米大統領は同日、ホワイトハウスで新指針に言及し、「今日以降、公園で友人と集まったり、ピクニックに行くなど、ワクチン接種済みで屋外ならマスクなしで可能になる」と発言、「接種すれば、屋内と屋外の双方でできることが増える上に、より安全に行える」と訴えた。


教皇が「準備整えば訪問」と訪朝の意思再表明

【CJC】
韓国の聯合ニュースがローマ発で報じるところでは、教皇フランシスコが北朝鮮訪問への意思を改めて表明した。
 教皇は先ごろ、韓国の天主教(カトリック)大田教区長の兪興植(ユ・フンシク)司教と面会した席で訪朝に対する立場を明らかにした。
 兪司教によると、教皇は同じ民族が分断したまま70年をすごしてきたことは大きな苦痛だと言及した上で「準備が整えば北朝鮮を訪問する」と強調。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)から正式に招かれた場合は訪朝する意向があることを改めて示した。
 2018年の平昌冬季五輪開催後、南北軍事境界線がある板門店や平壌で南北首脳会談が、シンガポールで米朝首脳会談が相次いで開かれ、朝鮮半島に融和ムードが漂い始め、バチカン内で教皇の訪朝推進の動きが具体化された。だが、19年にベトナム・ハノイで開かれた米朝首脳会談が物別れに終わり、全ての実務作業が中断された。
 教皇は、18年にローマを訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した際に、金正恩氏からの公式の招きがあれば「行くことができる」と述べるなど、これまでたびたび訪朝の意思を表明してきた。


「40ユーロ以上の贈り物もらうな」=教皇が自発教令で指示

【CJC】
教皇フランシスコは4月29日、バチカン首脳や管理者など高位聖職者がテロやマネーロンダリング、脱税に関する有罪判決や捜査を受けていないことを宣言することを義務付ける自発教令(モツ・プロプリオ)を発表した。バチカン・ニュースが4月29日報じた。タックスヘイブン(租税回避地)に資産を置いたり、教会の教義に反する企業への投資も禁止される。またバチカンや関連団体に働く全従業員が業務に関連して40ユーロ(約5200円)以上の価値がある贈り物の受け取りも禁じられた。
 今回の措置は、教皇が新しい規制を公布した2020年5月19日に続くもの。新しい規制が必要なのは、腐敗が「調達以外のさまざまな分野でも、さまざまな方法や形態で現れる可能性がある」からだと教皇は説明している。


プーチン大統領、救世主ハリストス大聖堂で復活大祭に参加

【CJC】
ロシアのスプートニク通信によると、ウラジーミル・プーチン大統領が5月2日、イエス・キリストの復活を祝う復活大祭(パスハ、西方教会のイースターに相当)に参加するため、モスクワの中心部、モスクワ河畔にある救世主ハリストス大聖堂を訪れた。同大聖堂はモスクワ総主教直轄の首座聖堂。
 モスクワ市のセルゲイ・ソビャーニン市長が大統領に同行した。
 大統領は、伝統として救世主ハリストス大聖堂で復活大祭を迎えている。昨2020年は新型コロナウイルスの「パンデミック」により、訪問を控えていた。


韓国カトリック枢機卿が時代反映した家族概念の拡大に懸念

【CJC】
韓国政府が4月28日、2025年までに推進する家族政策の根幹となる第4次健康家庭基本計画を発表した。法律上の家族の概念を拡大して、同居および事実婚家庭、高齢者との同居、虐待児童委託家庭などを含めるほか、父姓優先原則を廃棄して子どもの出生届時に母親の姓にすることができるようにする内容が含まれた。保守系有力紙「東亜日報」が29日報じた。
 家族の形態は多様化し、家族に対する認識も変わっている。しかし、長く続いた伝統を変えるには難航が避けられない。
 宗教界では、家族の範囲を拡大することに懸念を示している。カトリック教会の廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は、「家庭と婚姻に関する教会の信仰および倫理観に反する」と態度を明らかにした。新教連合体の韓国教会総連合も「細やかな注意が必要だ」と指摘した。一方、女性界などは積極的な政策変化を求めている。


聖書博物館に建設許可=ブラジル高等裁長官が地裁の判断却下

【CJC】
ブラジル高等裁のウンベルト・マルチンス長官が4月26日、ブラジリアで建設中に連邦直轄区地裁が建設中止を命じた聖書博物館の建設を認める判断を下した。現地邦字紙ニッケイ新聞が4月27日付アジェンシア・ブラジル報道として伝えた。
 連邦直轄区地裁の判断は、地方政府の公的資金で(特定の宗教の聖典を展示する)聖書博物館を建設する事は世俗国家の原則に反するという、無神論者と不可知論者のブラジル協会(Ates)の訴えを受けたもので、建設工事は3月30日から止まっていた。
 連邦直轄区政府はこれに対し、新たな博物館は宗教施設ではないし、憲法は文化・教育的な物の価値を認めているとして上告、建設中断は建設業界や観光業界に対する経済的な損失を与える上、新型コロナのパンデミックの中での雇用拡大を妨げるとも主張した。
 これに対し長官は、「ブラジルが世俗国家であるという事実は、宗教文化を扱う博物館の建設を妨げるものではない」として、博物館の建設を認めた。
 同長官は、「聖書を扱う博物館は、様々な宗教がある事を示す意味もあり、特定の宗教だけを取り扱う場所である事にはならない。博物館の存在はむしろ、ブラジルには様々な宗教がある事を明らかにするはずだ」とも述べ、博物館の建設を擁護した。


ミケランジェロのダビデ像を3Dプリンターで実物大複製

【CJC】
ミケランジェロの彫刻「ダビデ像」が3Dプリンターで複製された、とAFP通信が4月28日、ローマ発で報じた。大理石の粉で仕上げられた複製はオリジナルと同じ大きさだが、重量は10分の1となったという。
 ルネサンス期の傑作であるダビデ像は、フィレンツェのアカデミア美術館に置かれている。3Dプリンターによる複製は、10月に開催されるドバイ国際博覧会で展示の予定。
 制作を担当したのは、スウェーデンの多国籍企業「ヘキサゴン」グループのイタリア技術者チーム。作業はフィレンツェの工房で行われたという。フィレンツェ大学が作業を監修し、仕上げには修復の専門家らが携わった。
 レプリカの材料はアクリル樹脂で総重量は台座と本体で550キロ。修復の専門家たちが担当した仕上げの工程では、大理石の粉が使われた。



《メディア展望》

  • カトリック新聞(5月2日)http://www.cwjpn.com
  • ▼神との対話は声に出して=教皇の一般謁見講話
    ▼教皇、世界に呼び掛け=5月を通してロザリオでパンデミック終息を祈る
    ▼「世界広報の日」教皇メッセージ=「来て、見なさい」=報道の前に検証を
    ▼アイルランド司教協議会会長=ミサ参加の違法化を強く批判
    ▼小崎登明修道士逝く(水浦征男)

  • KiriShin(5月1日)http://www.kirishin.com
  • ▼【東日本大震災 特集】「それぞれの10年」=支援の意味問い続けて(佐々木 歩=クラッシュジャパン元スタッフ)
    ▼東アジアのリアル=イデオロギー的重圧下での中国の教会学校(ヴィクター・リー)
    ▼那覇市の教会でもクラスター発生=会食を伴う集会が原因か
    ▼「犠牲者の遺骨を蔑ろにするな」=カトリック正平協が抗議
    ▼バチカンの財政がコロナ禍で緊縮に追い込まれる

  • クリスチャン新聞(5月2日)http://クリスチャン新聞.com
  • ▼九キ災=「熊本地震から5年 きなっせコンサート」オンライン配信=「益城の人たちに大きな愛を」
    ▼有賀喜一氏 復活の希望語る=「死んでも生きる」=感染予防徹底2年ぶり首都圏イースター
    ▼関西圏で新型コロナウイルス感染拡大=「スピードに付いていけない」
    ▼熊本地震から5年=変わらずそこに居続けること=市來雅伸(九州キリスト災害支援センター本部長)
    ▼生駒聖書学院新学院長に榮義嗣牧師就任=「不可能は挑戦となる」継承


    情報元「(C)世界キリスト教情報サービス」

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