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教会カレンダー

悲しみの聖母

第1朗読 ヘブライ人への手紙 5章7~9節

福音朗読 ヨハネによる福音書 19章25~27節、またはルカによる福音書 2章33~35節

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 イエスが十字架の苦しみを人びとの救いのために耐え忍ばれたように、マリアもその救いの業に参与された。聖母の生涯には、喜び、苦しみがあり、昔からキリスト信者たちはそれらをいろいろな形で記念してきた。15世紀に、ドイツのケルンで悲しみの聖母の祝日が行われ、次第に広まり、1817年に教皇ピオ7 世によって全教会の祝日として定められた。
 ミサでは、キリストの死に対する聖母マリアの苦しみだけを記念しているが、昔から信者たちは、他の苦しみも加えて、7つの苦しみとして具体的に祈っていた。聖母の苦しみは、キリストが生まれてすぐに、エルサレムの神殿で預言者シメオンから言われた「あなた自身も剣で心を刺し貫かれます」という言葉の実現だった。

 また、悲しみの聖母について多くの傑作が生まれ、中でもミケランジェロのピエタ像やヤコポネ・ダ・トディのスタバト・マーテルの詩と曲が有名である。

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第1朗読 ヘブライ人への手紙 5章7~9節

キリストは、肉において生きておられたとき、
激しい叫び声をあげ、涙を流しながら、
御自分を死から救う力のある方に、祈りと願いとをささげ、
その畏れ敬う態度のゆえに聞き入れられました。

キリストは御子であるにもかかわらず、
多くの苦しみによって従順を学ばれました。

そして、完全な者となられたので、
御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、(ました。)

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ヨハネによる福音書 19章25~27節

イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、
クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。

イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、
母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。

それから弟子に言われた。
「見なさい。あなたの母です。」
そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。

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ルカによる福音書 2章33~35節

父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。

シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。
「御覧なさい。
この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、
また、反対を受けるしるしとして定められています。

――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――
多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」

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