聖書を読もう!
降誕節 1月5日
雅歌 7.11~8.7
7章
11 わたしは恋しい人のもの
あの人はわたしを求めている。
12 恋しい人よ、来てください。野に出ましょう
コフェルの花房のもとで夜を過ごしましょう。
13 朝になったらぶどう畑に急ぎ
見ましょう、ぶどうの花は咲いたか、花盛りか
ざくろのつぼみも開いたか。それから、あなたにわたしの愛をささげます。
14 恋なすは香り
そのみごとな実が戸口に並んでいます。新しい実も、古い実も
恋しい人よ、あなたのために取っておきました。
8章
1 あなたが、わたしの母の乳房を吸った
本当の兄だと思う人なら
わたしをとがめたりはしないでしょう
外であなたにお会いして
くちづけするわたしを見ても。
2 わたしを育ててくれた母の家に
あなたをお連れして
香り高いぶどう酒を
ざくろの飲み物を差し上げます。
3 あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ
右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。
4 エルサレムのおとめたちよ、誓ってください
愛がそれを望むまでは
愛を呼びさまさないと。
5 荒れ野から上って来るおとめは誰か
恋人の腕に寄りかかって。
5 りんごの木の下で
わたしはあなたを呼びさましましょう。あなたの母もここであなたをみごもりました。あなたを産んだ方も
ここであなたをみごもりました。
6 わたしを刻みつけてください
あなたの心に、印章として
あなたの腕に、印章として。
6 愛は死のように強く
熱情は陰府のように酷い。火花を散らして燃える炎。
7 大水も愛を消すことはできない
洪水もそれを押し流すことはできない。愛を支配しようと
財宝などを差し出す人があれば
その人は必ずさげすまれる。