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聖書を読もう!

待降節 第1火曜日

イザヤ書 2.6~22、4.2~6

2章

6 あなたは御自分の民、ヤコブの家を捨てられた。この民がペリシテ人のように
東方の占い師と魔術師を国に満たし
異国の子らと手を結んだからだ。

7 この国は銀と金とに満たされ
財宝には限りがない。この国は軍馬に満たされ
戦車には限りがない。

8 この国は偶像に満たされ
手の業、指の造った物にひれ伏す。

9 人間が卑しめられ、人はだれも低くされる。彼らをお赦しにならぬように。

10 岩の間に入り、塵の中に隠れよ
主の恐るべき御顔と、威光の輝きとを避けて。

11 その日には、人間の高ぶる目は低くされ
傲慢な者は卑しめられ
主はただひとり、高く上げられる。

12 万軍の主の日が臨む
すべて誇る者と傲慢な者に
すべて高ぶる者に――彼らは低くされる――

13 高くそびえ立つレバノン杉のすべてに
バシャンの樫の木のすべてに

14 高い山、そびえ立つ峰のすべてに

15 高い塔、堅固な城壁のすべてに

16 タルシシュの船と美しい小舟のすべてに。

17 その日には、誇る者は卑しめられ
傲慢な者は低くされ
主はただひとり、高く上げられる。

18 偶像はことごとく滅びる。

19 主が立って地を揺り動かされるとき
岩の洞穴、地の中の穴に入るがよい
主の恐るべき御顔と、威光の輝きとを避けて。

20 その日には、だれもが
ひれ伏すために造った銀の偶像と金の偶像を
もぐらやこうもりに投げ与える。

21 主が立って地を揺り動かされるとき
岩の洞窟、崖の裂け目に入るがよい
主の恐るべき御顔と、威光の輝きとを避けて。

22 人間に頼るのをやめよ
鼻で息をしているだけの者に。どこに彼の値打ちがあるのか。

4章

2 その日には、イスラエルの生き残った者にとって主の若枝は麗しさとなり、栄光となる。この地の結んだ実は誇りとなり、輝きとなる。

3 そしてシオンの残りの者、エルサレムの残された者は、聖なる者と呼ばれる。彼らはすべて、エルサレムで命を得る者として書き記されている。

4 主は必ず、裁きの霊と焼き尽くす霊をもってシオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めてくださる。

5 主は、昼のためには雲、夜のためには煙と燃えて輝く火を造って、シオンの山の全域とそこで行われる集会を覆われる。それはそのすべてを覆う栄光に満ちた天蓋となる。

6 昼の暑さを防ぐ陰、嵐と雨を避ける隠れ場として、仮庵が建てられる。

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