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聖人カレンダー
8月7日 聖シスト2世教皇と同志殉教者
3世紀
シスト2世教皇(在位257~258)は、前教皇ステファヌス1世(在位254~257)とカルタゴ(アフリカ)の司教チプリアヌス(在職 249~258)との間に生じた洗礼に関する論争によって、ローマと他の教会との分裂を修復しようと努力した。しかし、彼が教皇になったのは、バレリアヌス皇帝によるキリスト教迫害の時代だった。8月6日、カリストのカタコンベ(地下墓地)で典礼儀式の説教中に、助祭のヤヌワリオ、マニュス、ビンセンシオ、ステファノと共に捕らえられ、斬首された。他の2人も捕らえられ、隣の墓地で処刑され、ラウレンシオ助祭は拷問を受け、4日後に殺された。
そのすぐ後、9月14日に斬首された聖チプリアノは、彼らの殉教に力を得て、アフリカのキリスト教徒を励まして、こう語っている。「死よりも不滅の生命のことを考えよう。信仰と勇気をもって神に身を捧げたのだから。証しをたてるときは、恐れるよりも喜ぶように。私たちは殺されるのではなく、栄光の冠を受けると知っているのだから」と。