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祈りのひととき

「十字架の道行」の祈り方

多くの教会では、聖堂の両側の壁に小さな額が並んでいます。これは十字架の道行の各留の場面を絵にしたもので、絵画やレリーフなど表現はさまざまです。

  • 個人で祈る場合は、各留の絵の前に立ち、その場面を黙想して、一つひとつ歩んでゆきます。
  • グループで祈る場合は、参加者全員の移動がたいへんでしたら、代表者が各留を移動し、他の人は移動する人に心をあわせて自分の席で祈ります。また、黙想の家などでは、庭に十字架の道行が作られており、実際に歩きながら祈ります。
  • 「初めの祈り」は、祭壇または中央の十字架に向かって祈ります。
  • グループのときは「道行」の前後に聖歌を入れるとよいでしょう。できるだけ沈黙をいかすようにしてください。
  • 各留の初めに、下記の祈りを唱えます。
       主キリストよ、あなたを礼拝し賛美します。
       あなたは、尊い十字架とご死去をもって、世をあがなってくださいました。
  • 各留ごとにの終わりに、次の祈りを唱えて、次の留に移動します。
       ああ聖母よ、
       十字架に釘づけられた御子の傷を、私の心にしるしてください。

  • ※『やすらぎへの旅 ─ 十字架の道行の黙想』p.16~19より抜粋
       ジョセフ・バーナーディン著、
       アルホォンス・P・スピリー、ジェレミー・ラングフォード共編
       廣戸直江訳 女子パウロ会刊2003


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