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聖霊講座
第2回 「聖霊の年」とは……
教皇ヨハネ・パウロ2世は、教皇職に登位した後、初めて刊行した文書『レデンプトル・オミニス –人間の贖い主–』以来、大聖年について語ってきました。1994年に具体的な準備の過程を検討し、紀元2000年までの期間を2つに分け、最後の3年間を本格的な準備のときとしました。
大聖年の行事は、現代のキリスト者にとって、キリストにおいて自らを啓示した神 への信仰を再確認し、永遠の生命を得たいとの希望を支え、兄弟姉妹への積極的奉仕 というキリスト教的な愛を再び燃え立たせるものである必要があります。第1段階 1994年~1996年
総轄的なテーマについて、意識を高める期間で、事前準備的な性格があります。
第2段階 1997年~1999年
厳密な意味での準備段階です。
人となった神の御子キリストを中心に据え、三位一体の神を一年づつ深めます。
第一年 1997年 イエス・キリスト
キリストを深めます。キリストがどのようなかたであるのか識るために、聖書に返るよう勧めました。
第2年 1998年 聖霊
聖霊を深めます。聖霊は三位一体の神の交わりの“愛”です。そして、教会共同体の交わりへの招きでもあります。いつの時代も、聖霊は働いています。聖霊に対する理解を刷新する必要があります。
第3年 1999年 父である神
私たちがキリストのような視野で物事を見ることができるよう、私たちの視野を拡大することが求められています。つまり、主イエスが派遣され、戻っていった「天の父」の視点です。
というわけで、今年は“聖霊”の年なのです。
キリスト教が広まる歴史––––––→次の千年期
最初の千年期、教会は、殉教者の血によって生まれ、キリスト教世界が発展しました。第二の千年期の終わりに、教会は再び殉教者の教会となりました。司祭、修道者、信徒への迫害が、世界中のいたるところで殉教の種をもたらしています。
最初の千年期の間、ローマとコンスタンチノープルから始まった宣教活動は、キリスト教をヨーロッパ大陸全体に広め、同時に、アジアの中心部からインド、中国へも向いました。
15世紀の終わりには、南北アメリカにまたがる大きな大陸での宣教活動の開始があり、アフリカのサハラ砂漠南方の海岸地帯がキリスト教を受け入れ、同じころ、日本には、フランシスコ・ザビエルが到着しました。
18世紀の終わり~19世紀にかけては、朝鮮半島に到着し、他方インドシナ、オーストラリア、太西洋にもキリスト教がもたらされました。19世紀には、アフリカの諸部族で広大な宣教活動がなされました。
第三の千年期は、どのような時代になるのでしょうか? 世界と教会の未来は、今の世紀に生まれ、次の新しい世紀に大人になる若い世代のものです。いつの時代も「どのように生きたらいいのでしょうか?」と、キリストに問いかける若い人たちに、偉大なことをするよう、キリストは期待しています。
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