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WCRP平和大学講座 「平和のために提言する世界宗教者会議」(2)

~G8 北海道・洞爺湖サミットに向けて~

2008/08/11

7月7日(月)~9日(水)まで行われた北海道・洞爺湖サミットを前にして、札幌で7月1日~4日まで行われた「平和のために提言する世界宗教者平和会議~G8 北海道・洞爺湖サミットに向けて~」のための事前学習会の後半、パネルディスカッションをご紹介します。

「地球環境問題と宗教(者)の役割」というタイトルで基調講演をしてくださった住明正氏のお話がよい提案となり、宗教者の役割について、内容が深まりました。

パネルディスカッション

 

パネルディスカッション

コーディネーター:眞田芳憲(WCRP日本委員会平和研究所所長、
中央大学名誉教授)
パネリスト:佐藤純一(国際メタテクノロジー研究所所長)
薗田 稔(京都大学名誉教授)
奈良康明(駒沢大学名誉教授)
山田經三(上智大学名誉教授)

眞田芳憲


 
佐藤純一

佐藤純一

基調講演のタイトルに、「宗教」ではなく「者」をつけたことについてだが、生きた世の中で何をするか分かるために題目は大切である。宗教者の役割は、今から始まると思う。





 
薗田稔

薗田稔

ビジョンとしての社会問題、共同体の問題である。住先生は、自分、社会、人間の3つが、それぞれかかわり合うと言われたが、わたしたちがかかわるのは文化だと思う。

持続的成長(サステイナビリティ)は、いのちの問題だと思う。不安や孤独、情の欠如、人々の実感に訴える。いかにいのちを大切にして、宗教の立場から人々に訴えることができるか。人間だけのいのちととらえるべきか。親→子→孫と、人間のいのちもつながりの中でとらえなければならない。草木国土までのいのちのつながりまで考える。

新たなコミュニティーを作るという中で、宗教の役割は大きい。家族のあり方も、いろいろな形が存在している。

 
奈良康明

良康明

宗教と宗教者の問題。「悪いのは宗教ではなく、宗教者なのだ」ということばを思い出した。住先生のお話を、実現に向けているかは、宗教にかかわる

全地球一体性:互いに感覚を持ち合い、心を通わせ合う、そういうシステムを作り上げていかなくてはならない。いのちはつながりである。他者とのかかわがあって成り立つ。世界のすべての人々とのかかわがある。

個は個でありながら、かかわり合いつながり合っていく。一人ひとりの中に、すべての人間が具現されている。

地球全体が一つになって、違いを大切にする人間関係を結ぶものは、愛だと思う。世界は愛だと口で言っているだけでは何も始まらない。愛(慈悲)は、最初から完全なものはない。実践をとおして育っていくべきものである。自他、共同、内面を生きることが大切だ。

 
山田經三

山田經三

「寛容な社会」を作り上げていくことが必要で、ここに宗教者の役割がある。各団体の施設を、コミュニティーの場として提供していくことを考えたい。

8つのミレニアム開発目標をひとことで言うと、社会の弱い立場にいる人を大切にしていくことだ。

 

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