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年間 第14主日
箴言 1.1~7、20~33
1章
1 イスラエルの王、ダビデの子、ソロモンの箴言。
2 これは知恵と諭しをわきまえ
分別ある言葉を理解するため
3 諭しを受け入れて
正義と裁きと公平に目覚めるため。
4 未熟な者に熟慮を教え
若者に知識と慎重さを与えるため。
5 これに聞き従えば、賢人もなお説得力を加え
聡明な人も指導力を増すであろう。
6 また、格言、寓話
賢人らの言葉と謎を理解するため。
7 主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る。
20 知恵は巷に呼ばわり
広場に声をあげる。
21 雑踏の街角で呼びかけ
城門の脇の通路で語りかける。
22 「いつまで
浅はかな者は浅はかであることに愛着をもち
不遜な者は不遜であることを好み
愚か者は知ることをいとうのか。
23 立ち帰って、わたしの懲らしめを受け入れるなら
見よ、わたしの霊をあなたたちに注ぎ
わたしの言葉を示そう。
24 しかし、わたしが呼びかけても拒み
手を伸べても意に介せず
25 わたしの勧めをことごとくなおざりにし
懲らしめを受け入れないなら
26 あなたたちが災いに遭うとき、わたしは笑い
恐怖に襲われるとき、嘲笑うであろう。
27 恐怖が嵐のように襲い
災いがつむじ風のように起こり
苦難と苦悩があなたたちを襲うとき。」
28 そのときになって
彼らがわたしを呼んでもわたしは答えず
捜し求めても
わたしを見いだすことはできない。
29 彼らは知ることをいとい
主を畏れることを選ばず
30 わたしの勧めに従わず
懲らしめをすべてないがしろにした。
31 だから、自分たちの道が結んだ実を食べ
自分たちの意見に飽き足りるがよい。
32 浅はかな者は座して死に至り
愚か者は無為の内に滅びる。
33 わたしに聞き従う人は確かな住まいを得
災難を恐れることなく平穏に暮らす。