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聖書を読もう!
四旬節 第3金曜日
出エジプト記 35.30~36.1、37.1~9
35章
30 モーセはイスラエルの人々に言った。「見よ、主は、ユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルを名指しで呼び、
31 彼に神の霊を満たし、どのような工芸にも知恵と英知と知識を持たせ、
32 金、銀、青銅による細工に意匠をこらし、
33 宝石をはめ込み、木に彫刻するなど、すべての細かい工芸に従事させ、
34 更に、人を教える力をお与えになった。主は、彼とダン族のアヒサマクの子オホリアブに、
35 知恵の心を満たして、すべての工芸に従事させ、彫刻師、意匠を考案する者、更に、青、紫、緋色の毛糸、亜麻糸を使ってつづれ織や縁取りをする者など、あらゆる種類の工芸に従事する者とし、意匠を考案する者とされた。
36章
1 ベツァルエルとオホリアブ、および知恵と英知を主から授けられ、聖所の建設のすべての仕事を行うに必要な知識を与えられた、心に知恵のある者は、すべて主が命じられたとおり、作業に当たらねばならない。」
37章
1 ベツァルエルはアカシヤ材で箱を作った。寸法は縦二・五アンマ、横一・五アンマ、高さ一・五アンマ。
2 純金で内側も外側も覆い、周囲に金の飾り縁を作った。
3 次に、四つの金環を鋳造し、箱の四隅の脚に、すなわち、箱の両側に二つずつ付けた。
4 箱を担ぐために、アカシヤ材で棒を作り、それを金で覆い、
5 箱の両側に付けた環に通した。
6 次に、贖いの座を純金で作り、寸法は縦二・五アンマ、横一・五アンマとした。
7 打ち出し作りで、一対の金のケルビムを作り、贖いの座の両端、
8 すなわち一つを一方の端に、もう一つを他の端に付けた。一対のケルビムを贖いの座の一部としてその両端に作った。
9 一対のケルビムは向かい合い、顔を贖いの座に向け、翼を広げてこれを覆った。