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私の薦めるこの一冊
説教集 福音の記憶
- 著者:岩島忠彦
- 定価:1,300円+税
- 四六判 並製 210ページ
- ISBN4-902211-19-X C3016
- 発行:教友社
東京のカトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)のWebサイトは、カトリック信者の人も、そうでない人も訪れる評判のよいサイトの一つです。このWebサイトの中でも、好感をもって読まれているのが、毎週1回更新される「福音のささやき」です。
このコーナーは、3、4人の司祭が担当なさっている主日のみことばの黙想のページです。
そのうちの一人である岩島忠彦師のみことばの黙想を1冊にまとめたものが本書です。
本書は以下のように、3部に分かれ、40の説教を収録しています。
Ⅰ.弟子となる道(教会典礼暦C年)
Ⅱ.イエスに聴く(教会典礼暦A年)
Ⅲ.私たちの記憶(教会典礼暦B年)
各主日ごとに、まずその日の福音書が紹介されており、それを静かに読み、次に、教会的センスにあふれ、深い神体験を生きておられる神父様の説教に触れることによって、読者も、慈しみ深いイエスと出会うことができます。
「あとがき」には、本書のタイトルに使われている言葉「記憶」について、個人で黙想する時の得難い勧めがあります。これにも注目! です。