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私の薦めるこの一冊
図説 キリスト教聖人文化事典
- 著者:マルコム・デイ
- 訳者:神保のぞみ
- 定価:2,300円+税
- 22.8cmx17.5cm 上製 158ページ
- ISBN4-562-04031-9 C0098
- 発行:原書房
『図説 キリスト教聖人文化事典』は、聖人の説明や経歴、祝日だけではなく、絵画や像などの美術における象徴や、聖人を描いた代表的な画家や、その絵画の題名、さらに何の守護の聖人として祈られてきたことまで、一目でわかる、今までとはちょっと変わった楽しい聖人の事典です。
選ばれた100人の聖人は、教会博士、おもしろい人生、模範的な人生を送った人など幅広く選ばれています。
たとえば、コンピュータ技術とインターネット利用者の守護の聖人の候補としてあげられているのは、「中世の教師」とも呼ばれたセビリャのイシドロスです。
そして、パウロは、広報担当者、なわ職人、鞍職人、サンダル職人、文筆家、ローマ、ギリシア、蛇と雹(ひょう)、いろいろな人たちの守護者となっています。
もくじ
第1章:家族と家庭
第2章:動物・食物・自然
第3章:社会
第4章:宣教と旅
第5章:災害と救済
第6章:苦難
第7章:仕事と職業
各章のテーマにそって聖人が選ばれてため、時代背景や生活の状況などがわかります。また、カラーもふんだんに使われ、各聖人にはその代表的な絵が提供され、目にも楽しく、わかりやすいお薦めの一冊です。