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私の薦めるこの一冊
十字架の聖パウロの生涯 ~受難の紋章を心に刻みつけて~
- 著者:ポール・フランシス・スペンサー
- 訳者:丸山ヒデ子
- 監修:井上博嗣
- 定価:本体2,000円+税
- 四六判 上製 256ページ
- ISBN978-4-88626-447-3 C3016
- 発行:ドン・ボスコ社
男女の御受難修道会の創立者として著名なこの聖人の伝記は、これまでに何冊か出版されていますが、本書は、御受難修道女会の来日・創立50周年を記念して出版されたものです。
十字架の聖パウロは、18世紀の卓越した神秘家の1人であり、イエスのご受難を人びとに伝えた宣教者であり、祈りの使徒といえる聖人です。
19歳の時、「苦行の人生への回心」を体験したイタリア人パウロ・フランチェスコ・ダネイは、その後、主の道へのいろいろな妨げにもかかわらず、つねに忍耐し、徹底的な清貧と回心の生活を生きようとしました。
イエスのみ名を胸に付け、神からのみ旨と確信したご受難修道会の創立のために、生涯をかけ、生き抜いた聖人の生涯が、年代を追って描かれているものです。
御受難修道会の創立者としての使命に光を当てて、同じ召命を生きる御受難修道会司祭によって執筆された生き生きとした伝記となっています。