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フランシスカン叢書1 フランシスカン・カリスマの誕生
       ~聖フランシスコの第一会則についての研究~

『フランシスカン・カリスマの誕生』表紙

  • 著者:D・フラッド、W・ヴァン・デック、T・マトゥーラ
  • 訳者:フランシスコ会日本管区
  • 定価:本体2,000円+税
  • 四六判 上製 223ページ
  • ISBN978-4-902211-34-4  C3016
  • 発行:教友社

本書は、これまであまり重視されなかった「聖フランシスコの第一会則」の研究書です。聖フランシスコの名をいただく多くの修道会会員にとって、師父フランシスコを知るために貴重な文献となることでしょう。

「第一会則」は、1221年、第1回の総集会が開かれたとき、出席した初代の会員たちによって、一行一行吟味され書かれたものです。しかし、これまで、この「第一会則」は、修道会内部では正典とみなされていなかったこともあり、この会則が十分に活用されることはなかったそうです。

来年2009年は、フランシスコたちが、ローマまで旅を続け、教皇インノセント3世に謁見し。口頭で会則の認可を得、修道会の創立が認められてから800周年に当たる年です。これを機会に、「フランシスカン叢書」の1巻目として出版されたものです。

本書には、フランシスコの生涯の年譜が載せられており、ついで、「会則の起源」の章では、歴史的背景、会則の成立に至るまでの歩み、そして、テキストの分析が収録されています。

本書のほぼ中央部に、聖フランシスコの第一会則の本文があります。フランシスコ会創立初期の生活がいきいきと感じられます。

最後に、会則とわたしたちの問題と題する章が置かれ、現代に生きる人々と結び付けられています。

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