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私の薦めるこの一冊
賛美に生きる人間
- 編集:白百合女子大学キリスト教文化研究所
- 定価:本体2,500円+税
- 四六判 並製 298ページ
- ISBN978-4-902211-36-8 C3016
- 発行:教友社
教皇ベネディクト16世は、「神が賛美されないところでは、人間の尊厳が危険にさらされる」とおっしゃいました。
人類は、昔から、それぞれの民族が神と認める方を賛美し、歌をつくり、歌い、踊りを舞うなど、いろいろな形式で、せいいっぱい、神を賛美してきました。しかし、現代はどうでしょうか。多くの現代人は、賛美することを忘れている、といわれます。
この危険性を危惧する白百合女子大学キリスト教文化研究所で、現代人が忘れ去った賛美の心を取り戻すためのプロジェクトがたてられ、そこから本書が生まれています。
本書は、「賛美」をテーマに、神学、哲学、日本文学、西洋文学の専門家たちが、研究をかさね、各研究者が自分の専門分野の中から、賛美中心に書いた10の論文が、まとめられたものです。
聖書の中の賛美の詩、英詩に見る賛美の詩、聖母マリアの賛美、祈りの心理学、宮沢賢治の作品の中における賛美など、について書かれた研究書です。