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私の薦めるこの一冊
典礼と秘跡のハンドブックⅠ
- 著者:具 正謨
- 定価:本体1,600円+税
- A5判 並製 248ページ
- ISBN978-4-902211-41-2 C3016
- 発行:教友社
本書は、2006年6月号から2008年11月号までの『ゼーヘル』誌に、「具神父の典礼シリーズ」として、連載されていたものを、加筆修正し、1冊のまとめたものです。
内容は7章の分かれており、1章は「ミサ」について。ミサでの最初の十字架のしるしから、最後の派遣の祝福まで、歴史的な歩みを踏まえて、その意味を伝えています。
2章の「ミサシリーズ総合」と5章の「信徒からの質問に答えて」を読まれることによって、多くの信者の方々は疑問に感じていることへの回答が得られることでしょう。
3章では「典礼実践の指針」として、典礼の法規や総則を踏まえ、典礼奉仕者、司祭司式者、ミサで使う用品など、具体的に大切な点が押さえられています。
「典礼暦の黙想」と題する6章では、主に聖人や祝日に関する黙想が紹介されています。7章では「入信の秘跡-洗礼」が取り扱われています。
本書のタイトルにⅠがついているので、ハンドブックの第Ⅱ、第Ⅲが期待されます。
典礼奉仕者だけではなく、すべての信者が読んでいただきたいものです。