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この人を見よ!歴史をつくった人びと伝 9 マザー・テレサ

『この人を見よ!歴史をつくった人びと伝9 マザー・テレサ』表紙

  • 著作・編集:プロジェクト新・偉人伝
  • 定価:本体1,200円+税
  • A5判 上製  143ページ
  • ISBN978-4-591-10731-7  C8023
  • 発行:ポプラ社

小学校高学年向けに、全20巻の新偉人伝として出版された第9巻が本書マザー・テレサです。

本書は、シリーズの中の1巻ですが、どの本も、対象の子どもたちのことを念頭においた編集となっています。

まず、Q&Aが1ページあり、その答えは本書を読んで得られるように工夫されています。
 次は、コミックでマザーを紹介した後、マザーの生きた時代背景、そして、マザー・テレサをめぐる人物13人が描かれています。その、13人のうちの唯一の日本人として、シスター白井詔子が取り上げられているのです。シスター白井は、女子パウロ会員で、最初に日本にマザーを紹介した人です。

エピソードで知るマザーの生涯が紹介されていますが、彼女の人生のターニングポイントと言えることを中心に書かれており、子どもたちだけでなく、ご両親や先生方にも興味をもって読んでいただけるものになっています。

全20巻の「人びと伝」ですが、選ばれている人びとは、以前の偉人伝で取り上げられている人びととはずいぶん違っています。
 まず、1巻は本田宗一郎、2巻目は黒澤明、10巻目はオードリー・ヘップバーンというぐあいです。それぞれの人物が、多角的に取り上げられていますから、子どもたちも、魅力的な人物像に心ひかれることでしょう。

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