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私の薦めるこの一冊
教会の社会教説綱要
- 編著者:教皇庁正義と平和評議会
- 訳者:マイケル・シーゲル
- 定価:本体3,000円+税
- A5判 上製 540ページ
- ISBN978-4-87750-146-4 C0016
- 発行:カトリック中央協議会
これまであまり耳にすることのなかった「社会教説」という言葉ですが、要は、社会問題に関する教え、という意味です。
家庭、仕事といった身近な問題から、経済、政治問題、さらには人権、平和、環境問題とその内容は多岐にわたります。
しかし、その一つひとつは今を生きているわたしたちの問題です。
わたしたちの問題に教会は決して無関心ではありません。
それどころか、人間を大切にする教会は、わたしたちの問題につねに重大な関心を払ってきました。
教会は社会教説を通して、みんなと一緒になって人間の尊厳について考え、その実現のために行動したいと願っています。
教会の社会教説を学ぶことは福音を学ぶことであり、これを実践することは福音を実践することです。
カトリック中央協議会 下窄 英知神父