home>シスターのお薦め>私の薦めるこの一冊> 聖書の人びと
私の薦めるこの一冊
聖書の人びと
- 編者:婦人之友社
- 定価:本体1,500円+税
- B6判 並製 272ページ
- ISBN978-4-8292-0601-0 C0216
- 発行:婦人之友社
本書は、月刊誌「婦人之友」に掲載された40人のキリスト者が、それぞれの深い信仰から書いた聖書の中の人びとが紹介されています。1968年に出版され、好評を博したものの長い間品切れになり、手にすることができませんでした。
「再版を」という声に答え、このたび、復刻版として出版されたことは、うれしいことです。
内容は3部にわかれており、第1部は「旧約聖書の人びと」、第2部は「イエスの弟子たち」、そして第3部は「イエスをめぐる人びと」となっています。
第1部では、「信仰の父アブラハム」から、「ヨブ」や「イエスの系図の中の旧約の女たち」までが取り上げられています。
第2部では、イエスの直接の弟子だけではなく、ルカやルデア、青年テモテとその母なども描かれています。
第3部では、マリア、マグダラのマリア、ラザロなど、名前の伝えられている人だけではなく、貧しいやもめ、富める青年なども紹介されています。
聖書を読み始めた人に、何かプレゼントを、と考えておられる方にとって、本書はふさわしい本といえるでしょう。
執筆者の中には、犬養道子さん、日野原重明さんなどが含まれていますが、椎名麟三さんなどすでに帰天なさった方もおられます。