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私の薦めるこの一冊
危機と霊性~2010年上智大学神学部 夏期神学講習会講演集~
- 編者:宮本久雄 武田なほみ
- 定価:本体2,800円+税
- 四六判 並製 376ページ
- ISBN978-4-8184-0771-8
- 発行:日本キリスト教団出版部
世界的な経済恐慌、地球規模の汚染、生命操作、生命の軽視など、取り上げればきりがないほど、各分野で「○○の危機」ということが叫ばれています。
このような状況にあって、2010年の夏に開催されたのが「危機と霊性」と題する夏期講習会でした。
毎年開催される上智大学の神学の夏期講習会は、2009年は「死と再生」をテーマにするなど、その時々の問題を鋭く切り取り、多くのキリスト者の目を開かせ、社会と信仰、神学との深いつながりを考えさせるものでした。
昨年の「危機と霊性」というテーマで行われた神学講習会も同様でした。
ただ、夏だけに1回開かれる神学講習会に出席できる人は、非常に限られていますが、毎年、こうして講演集として出版されるのは、出席できなかった人々にとってうれしいことです。
聖書は危機をどのようにとらえているかについて深めたい人は、第2部から、食、環境などの実際生活で危機を感じておられる人は第1部から、というように自分の関心のあるところから読み始めていくと、知らず知らずのうちに、神学の危機、霊性の蘇りへと読みすすんでいくことでしょう。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。