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私の薦めるこの一冊
典礼と秘跡のハンドブックⅡ、Ⅲ
典礼と秘跡のハンドブックⅡ
- 著者:具 正曝謨
- 定価:本体1,500円+税
- B6判 並製 203ページ
- ISBN978-4-902211-75-7 C3016
- 発行:教友社
典礼と秘跡のハンドブックⅢ
- 著者:具 正曝謨
- 定価:1,680円(本体1,600円+税)
- B6判 並製 219ページ
- ISBN978-4-902211-76-4 C3016
- 発行:教友社
『典礼と秘跡のハンドブックⅠ』が出版されて、早いもので3年の月日が流れていきました。早く次の本を、と望む信徒の声も聞かれました。
このたび、ⅡとⅢが一緒に出されました。まず、2冊目をご紹介いたしましょう。
2冊目は、具体的な個々の秘跡の解説に入っていきます。
まず、第1巻に引き続き、洗礼の秘跡、続いて第2章は堅信の秘跡です。第3章はゆるしの秘跡、4章は病者の塗油、5章が結婚の秘跡と5つの秘跡を取り扱っています。
これに対して、第3巻は、叙階の秘跡のみを取り扱っています。イエスの司祭職、旧約聖書に見る祭司職、新約聖書にみる司祭職の流れ、古代から中世、近世、第2バチカン公会議の教える司祭職、司祭像、そして、現代を生きる司祭職が述べられています。
『典礼と秘跡のハンドブックⅠ』は、典礼一般について信徒からの質問などに答えたり、ミサについてのやさしい説明などでしたから、この1巻目を読むようなつもりで、3巻を手にする読者は、あてがはずれてしまうでしょう。「叙階の秘跡」の神学的な変遷、司祭職の本質が描かれたものです。
2冊目は、5つの秘跡を取り上げ、やさしく説明しています。
本書は、司祭、修道者、要理教師など、教会で奉仕する人びとに役立つでしょう。