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私の薦めるこの一冊
バイブルワールド 地図でめぐる聖書
- 著者:ニック・ペイジ
- 訳者:いのちのことば社出版部
- 定価:本体1,600円+税
- A5変形判 上製 128ページ
- ISBN978-4-264-03050-8 C0016
- 発行:いのちのことば社
本書は、聖書のそれぞれの時代を追って、見開きページで示されている聖書地図です。
紀元前2050年ごろのアブラムが神の言葉に従い、カナンへ旅立った時から、旧約時代のヤコブやヨセフの旅などが描かれていておもしろい本です。
新約に入ると、ヘロデ大王、イエスの誕生と幼少期、イエスの公生活の時代、イエスの旅の足跡、エルサレム、神殿、イエスの死と復活、ペトロとパウロ、パウロの宣教旅行、ローマへの旅、ユダヤ人の反乱、世界への広がりを地図で語っています。
聖書とともに、この地図を見ることは、大いに理解の助けとなることでしょう。
ただ、残念なことは、いのちのことば社が、「新改訳聖書」の表記で訳されているので、共同訳の地名・人名表記に慣れている読者にとっては、多少の違和感をおぼえることもあるでしょう。