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イエスの教えてくれた祈り 「主の祈り」を現代的視点から

『イエスの教えてくれた祈り 「主の祈り」を現代的視点から』表紙


  • 著者:カルロ・マリア・マルティーニ
  • 共訳:篠崎 榮、レナト・フィリピーニ
  • 定価:本体1,000円+税
  • 新書判 並製  224ページ
  • ISBN978-4-902211-91-7  C3016
  • 発行:教友社

2012年に亡くなられた著者は、教皇庁立聖書研究所の所長として活躍し、教皇ヨハネ・パウロ2世から、ミラノの大司教として叙階され、その後、枢機卿に親任された当代随一の聖書学者であり、深い信仰の持ち主として、全世界の人々から慕われていた方です。

 多くの著書が日本語にも訳されており、たくさんの日本人の心をひきつけています。

 本書は、著者がミラノの枢機卿として、2000年の信仰年を迎える準備として、ラジオとテレビで放送された「主の祈り」についての司牧的講話です。

 「主の祈り」は、イエス・キリストが「このように祈りなさい」と教えてくださった唯一の祈りとして、最初から使徒たちによって、さらに教会によって、大切にされてきた祈りです。
 信者の信仰の土台となる、この「主の祈り」を、まず、「わたしたちの父よ」から始めます。
第2章は、「わたしたちを悪からお救いください」。第3章は、「わたしたちに糧をお与えください わたしたちの負い目をお赦しください」。第4章は、「み心が行われますように」。第5章は、「み国が来ますように」。
 以上で本書は終わっています。「主に祈り」の順序通りには説明されていませんが、この薄い本をご覧になると、手放せなくなります。それほど、示唆に富み、「現代的視点から」というサブタイトルを裏切らないものです。
 ぜひ、信者の皆様に読んでいただきたい本です。

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      『イエスの教えてくれた祈り 「主の祈り」を現代的視点から』

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