home>カレンダリオ>教会カレンダー

教会カレンダー

復活の月曜日

第1朗読 使徒言行録 2章14、22~33節

福音朗読 マタイによる福音書 28章8~15節

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

第1朗読 使徒言行録 2章14、22~33節

 (五旬祭の日に、)ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。 「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。 イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。 神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。 このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。 しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。 ダビデは、イエスについてこう言っています。
  『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。  主がわたしの右におられるので、  わたしは決して動揺しない。  だから、わたしの心は楽しみ、舌は喜びたたえる。  体も希望のうちに生きるであろう。  あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、  あなたの聖なる者を   朽ち果てるままにしておかれない。  あなたは、命に至る道をわたしに示し、  御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。』
 兄弟たち、先祖ダビデについては、彼は死んで葬られ、その墓は今でもわたしたちのところにあると、はっきり言えます。 ダビデは預言者だったので、彼から生まれる子孫の一人をその王座に着かせると、神がはっきり誓ってくださったことを知っていました。 そして、キリストの復活について前もって知り、
 『彼は陰府に捨てておかれず、  その体は朽ち果てることがない』
と語りました。神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。」

▲ページのトップへ

マタイによる福音書 28章8~15節

 (そのとき、)婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。イエスは言われた。 「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」 婦人たちが行き着かないうちに、数人の番兵は都に帰り、この出来事をすべて祭司長たちに報告した。そこで、祭司長たちは長老たちと集まって相談し、兵士たちに多額の金を与えて、言った。 「『弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った』と言いなさい。もしこのことが総督の耳に入っても、うまく総督を説得して、あなたがたには心配をかけないようにしよう。」 兵士たちは金を受け取って、教えられたとおりにした。 この話は、今日に至るまでユダヤ人の間に広まっている。

▲ページのトップへ

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

▲ページのトップへ