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聖人カレンダー
4月15日 聖リドヴィナおとめ
1380年-1433年
オランダの貧しい家庭に生まれたリドヴィナは、信仰厚く教育する父のもとで、背のすらりとした美しい娘に育った。ところが、15歳のときにスケートで転んで肋骨を折ったことが原因で次々と病を併発し、体じゅうが痛むようになった。生けるしかばねのようになったリドヴィナは次第に邪魔者扱いされた。そんな彼女を支えたのは、イエスの受難の黙想だった。人々の悩み苦しみを背負って十字架につけられたキリストにならい、リドヴィナも自分の苦しみを人々の救いのためにささげ、多くの人のために祈った。38年という長い間、彼女はベッドに釘づけられたままだったが、心は清くあり続け、復活祭後の火曜日に息を引き取った。
かかりつけの医師は彼女の貧しい家の跡地に病院を建て、また彼女の墓地の上にも、現在美しい病院が建っている。