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聖人カレンダー
7月24日 聖シャーベル・マクループ司祭
1828年-1898年
シャーベル(幼名ヨセフ)は、1828年5月8日にレバノンに生まれた。
彼は、3歳のときに父を失い、叔父にあずけられた。幼いころから隠遁(いんとん)生活の召命を感じ、14歳になると村はずれの洞くつに隠遁し、祈りに専念した。今日この場所は「聖なる洞くつ」と呼ばれている。当時は隠修士の生活には23歳にならなければ入ることができなかった。そのため、レバノンのマロニータ修道会の修練院に入ったのは、彼が23歳になった1851年であった。ここで、シャーベルは殉教者サルベルの名をもらい、1859年に司祭に叙階された。
シャーベルは、1875年には隠遁生活を始める許可が与えられ、祈りと犠牲をもって、人々が神にたちかえるように祈り続けた。
1898年12月16日、ミサの最中に発作が起こり、8日間の苦しみの後24日に亡くなった。数カ月後、彼の墓が開かれたが、その遺体は腐敗していなかった。さらに1950年と1952年にも、彼の墓は開かれたが、彼の体は、生きているようだった。そしてシャーベルは、短時間に、600の奇跡をおこした。
1965年12月5日、シャーベルはパウロ6世によって、第二バチカン公会議の教父たち全員の前で列福された。そして、パウロ6世は、彼を1977年10月9日、列聖した。