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聖人カレンダー
11月19日 聖ポンチアノ教皇
在位230年-235年
ポンチアノは、教皇ウルバヌス1世の後を次いでローマ司教(教皇)になった。当時は、神学者オリゲネスが書いた種々の著作が論議を巻き起こしていたので、教皇もその一部に反対せざるを得なかった。またオリゲネスに傾倒していた聖ヒッポリト(8.13参照)と教えについての論争が続いており、教皇座が分裂していた。
在位してから5年後、ローマ皇帝マクシミヌス1世によるキリスト教迫害が起こり、ポンチアノはヒッポリトとともにサルデェニヤに流された。そこで、2人は和解し親しい友人となり、教皇座の分裂が終わった。ポンチアノは、強制労働をさせられた後、ヒッポリトとともに殉教した。2人の遺体は、教皇ファビアーヌスによってローマに戻され、埋葬された。