キリスト教マメ知識
イースター・リリー
多くの国では、イースターは春、花の季節です。
その中でも白ゆりは、その純白の美しさから「純潔」「貞操」のシンボルとされ、欧米では、聖母マリアの花として、純潔の象徴として、尊ばれています。
かつては、マドンナ・リリーと呼ばれるゆりが、教会の祭壇などを飾っていました。
イタリア・ルネッサンスの多くの画家たちも、「受胎告知」の絵の中で、聖母マリアとともに、ゆりの花を多く描いています。
19世紀になって、シーボルトにより日本からテッポウユリが欧米にもたらされ、日本のゆりが圧倒的な人気を得るようになりました。