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世界病者の日

これは、教皇ヨハネ・パウロ2世によって定められました。 現代社会が待ち望んでいた日の設定といえるでしょう。

教皇ヨハネ・パウロ2世は、世界旅行の際にも、一般謁見の際にも、常に、病者の方々と会うことを最優先なさっていらっしゃいます。こうした、教皇様だからこそ、この「世界病者の日」をお決めになりたかったのでしょう。

1985年、教皇様は、教皇庁に「教皇庁医療使徒職評議会」という新評議会を設置し、1993年から、2月11日、ルルドの聖母の祝日に「世界病者の日」を記念するようになりました。

この日は、全世界の病気で苦しんでいる方に、ふさわしい援助の手がさしのべられるように祈るとともに、病気の人自身が、苦しみの意味をよく受け止めることができるように、奨められています。また、教会関係者のみでなく、一般の医療機関にも訴えるようにも奨められています。

教皇は、毎年この日、世界に向けてメッセージを送られます。


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