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キリスト教マメ知識
コルポラーレ(corporale)
カリスをのせたコルポラーレ
ミサ聖祭のときや、聖櫃(せいひつ)の中、オステンソリウムの下などに敷き、聖体をその上にのせるために用いる布をコルポラーレと言います。
リンネルの生地で作られており、ミサに用いられるものは、普通40~50㎝ の正方形ですが、聖櫃の中などに使用されるものは、それぞれの寸法に合わせて作られます。また、生地の目を厚くするために糊(のり)づけされています。
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コルポラーレは、奥の方から手前に、また両側に三つの折り目をつけて九つの正方形ができるようにしてたたみます。
コルポラーレは聖具の中でも最も古いものの一つと言われており、初代教会の時代から使われていたと言われています。当初コルポラーレは、祭壇全体を覆うほどの大きさのものでしたが、12世紀には、長さ1m20cm、幅46cmのものが使用されており、現在も保存されています。中世紀ごろ、さまざまに修正され、長方形のものが次第に正方形になり、現在の形になりました。